
全国200店舗で自分が考案したメニューが食べられる日がくるなんて!
- 新卒
- 本部スタッフ
プロフィール
大学卒業後、2014年に入社。新店立ち上げや店長を経験後、研修センターに異動。本部業務を目にする機会が増えるなか、商品本部の業務に興味関心が湧いてくる。キャリアアンケートに商品本部への異動を希望したことをきっかけに、2022年に商品本部に異動。
入社のきっかけは“蕎麦好き”と父の背中
学生時代、学校の先生に紹介されたことが、ゆで太郎との出会いでした。父が料理人だったこともあり、自然と飲食業に関心を持っていました。中でも蕎麦は、香り・食感・喉ごしと、五感を刺激する魅力のある食べ物でした。
子どもの頃から、父が包丁を握り料理をする姿に憧れていました。休日に一緒に台所に立つことも多く、食材の扱い方や盛り付け、料理を通して誰かが喜ぶ姿に感動したのを覚えています。「自分も、食を通じて人を笑顔にする仕事がしたい」と思うようになり、自然と飲食の道を志すようになりました。
その中でも、蕎麦は特別でした。季節ごとに香りが変わり、出汁との組み合わせで無限の表情を見せる奥深さに、惹かれ続けています。
「自分の好きなことを仕事にしたい」「食を通じて人を笑顔にしたい」——そう考えるようになった私は、ゆで太郎に興味を持ち、入社を決意しました。
業務内容は“縁の下の力持ち”
現在は本社で、商品や販促に関わる業務を幅広く担当しています。原価計算、商品マスタ管理、券売機データ作成、マニュアルや社内資料の作成、バースデークラブ管理など、その業務は多岐にわたります。
それぞれの業務は一見地味に見えるかもしれませんが、全国の店舗の運営を支える非常に重要な仕事です。たとえば券売機のデータ一つにしても、ミスがあればお客様にご迷惑がかかるため、正確さとスピードの両立が求められます。
中でも大切にしているのは「誰にでも伝わる資料づくり」です。図や表、言葉の使い方に細心の注意を払い、誰が見ても一目で理解できるよう工夫しています。現場で働くスタッフの方々が迷わず業務に集中できるよう、資料が“第二のマネージャー”のような役割を果たすことを意識しています。
「あの資料、すごくわかりやすかった」と感謝の言葉をいただけたときは、心から嬉しく思います。自分の仕事が、現場とお客様の笑顔をつなぐ一端を担っていると実感できる瞬間です。
自分のアイデアが全国へ―その瞬間がたまらない!
特に印象深い経験は、自分が考案した新メニューが全国約200店舗で販売されたことです。会議で提案したアイデアが採用され、試作・改良を重ねたのちに実際の店舗で提供されたときの感動は、今でも忘れられません。
販売開始後、お客様からの評価も高く、SNSでも「新メニュー美味しい!」という投稿を目にしたときには、思わずスクリーンショットを残してしまったほどです。結果的に継続販売が決まり、「自分のアイデアが誰かの楽しみになる」という飲食業の醍醐味を心から味わいました。
さらに、多くの取引先様と商談を行う中で、国内外の食材やトレンドにも触れる機会が増えています。常にアンテナを張りながら、時代のニーズをキャッチし、どうしたら「ゆで太郎らしい美味しさ」を形にできるかを考える日々です。
商品が完成するまでには、多くの人の知恵と技術が必要です。だからこそ、自分の役割に責任と誇りを持って取り組んでいます。
“粋な大人”を増やすのが夢
私には、ゆで太郎を通じて叶えたい夢があります。それは、若い世代に蕎麦の魅力を伝え、「粋な大人」を増やすことです。蕎麦は、美味しさだけでなく、健康面でも優れた食材であり、日本の文化や歴史を映し出す存在でもあります。
現代は、洋食やファストフードに触れる機会が多く、蕎麦のような伝統的な和食は若い世代にとって身近でなくなっていると感じます。だからこそ、親しみやすく、おしゃれで、楽しく蕎麦に触れてもらえるような工夫が必要だと考えています。
新しいメニューの開発やSNSを活用した発信など、時代に合ったアプローチで「蕎麦=渋い」から「蕎麦=カッコいい・ヘルシー・楽しい」へと価値観を変えていきたいと思っています。
粋な大人とは、自分の好きなものに誇りを持ち、文化を大切にする人。そんな人を、蕎麦を通じて一人でも多く増やしていきたいです。
オンもオフも、麺が好き!
休日はラーメン屋巡りや水族館でのんびり過ごすことが多いです。ラーメンは蕎麦とはまた違った個性があり、食べるたびに新しい発見があります。特に人気店や行列のできるお店にはできるだけ足を運び、味や接客、雰囲気までじっくり観察しています。
食べ歩きは、単なる趣味ではなく、感性を磨く時間でもあります。メニューのアイデアや盛り付け、香りの演出など、仕事に活かせるヒントがたくさん詰まっていると感じています。
また、水族館ではゆったりとした時間を過ごしながら、自然のリズムに身を任せて心を整えています。忙しい毎日の中で、自分を見つめ直す大切な時間です。
オンとオフのバランスを大切にしながら、インプットとアウトプットを意識して、日々を前向きに過ごしています。
実は“従食制度”が最高だった
働きはじめてから実感したのが、従食制度のありがたさです。美味しいお蕎麦をたった250円で食べられるというこの制度は、毎日の楽しみのひとつになっています。
職場の仲間と「今日はこれにしよう」「この組み合わせ美味しかったよ」など話しながら食事をする時間も、自然とコミュニケーションが生まれてチームワークにつながっています。
福利厚生という枠を超えて、日々のモチベーションや健康の支えになっていると実感しています。
未経験でもここなら育ててもらえる
ゆで太郎システムは、未経験でも安心して成長できる環境が整っています。私自身、最初は業界のことも、業務内容も何も分からない状態からのスタートでしたが、充実した研修や、先輩たちの丁寧なサポートのおかげで、少しずつ自信を持てるようになりました。
研修では、会社の歴史や理念に始まり、接客や調理の基本、マニュアルの読み方や報連相の大切さまで、基礎からしっかり学べます。さらに、現場でのOJTや、定期的な勉強会、試作会などを通じて、学び続けられる環境が用意されています。
今では、自分が後輩に教える立場になり、かつての自分と同じように不安を感じている新人を支えたいと思うようになりました。一人ではなく、仲間と共に成長していける。それが、ゆで太郎システムの何よりの魅力です。
あなたの“好き”が、誰かの笑顔につながる仕事
“食べることが好き”“誰かに喜んでもらうのが嬉しい”——その気持ちがあれば、ゆで太郎システムではきっと活躍できます。
たとえ経験がなくても、安心してください。仲間がいて、育ててくれて、成長を後押ししてくれる職場です。あなたの“好き”が、誰かの笑顔につながる。そんな喜びを、一緒に味わっていきましょう。
一緒に、蕎麦の魅力をもっとたくさんの人に届けていきませんか?